地域の見守りに感謝 松江小でありがとう集会

登下校の道に毎日響く「おかえり」「さよなら」の温かな声。和歌山市松江北の市立松江小学校(川野一郎校長)では21日、児童の安全を20年以上にわたって支え続ける「松江地区お帰りパトロール隊」への感謝を込めた「ありがとう集会」が開かれた。1年生から6年生までの児童411人が日頃の感謝の思いを込めて合唱や合奏を披露し、地域との絆を一層強く結んだ。
同地区では「松江の子どもは松江で守る」を合言葉に、2004年から児童の登下校を見守る活動が続けられており、本年度で21年目を迎える。現在隊員は388人。
集会には隊員と保護者ら約500人が出席。児童らが学年ごとに感謝の言葉を伝え、趣向を凝らした演目を発表した。1年生は「ドレミのうた」や「思い出のアルバム」を元気いっぱいに合唱し、3年生の「ピクトグラムクイズ」や、4年生による物語『ごんぎつね』の音読など、各学年が工夫を凝らした内容で隊員らを楽しませた。
卒業を間近に控える6年生は、迫力ある「アフリカンシンフォニー」を演奏し、「6年間、地域の方々に見守られ成長できました。卒業後も下級生を見守ってほしい」と締めくくった。
児童は、1年間のアルミ缶リサイクル活動で集めた資金で購入した反射服と、感謝状を隊員に贈呈した。
井本正幸隊長(77)は「毎日『お帰り』『さよなら』と声をかけるだけでなく、その日学校であったことなどいろんな話をしながら子どもたちと交流している。みんなの感謝の気持ちはとてもうれしい。今後も松江の子どもたちが安心して通学できるよう見守り続けたい」と話していた。


