県版図柄ナンバー導入へ アンケートで9割超が賛成

県版図柄ナンバープレートの導入について話す宮﨑知事
県版図柄ナンバープレートの導入について話す宮﨑知事

和歌山県は1日、観光振興や地域の魅力発信を目指し、自動車の「県版図柄ナンバープレート」の導入に向けた手続きを開始すると発表した。昨年度に実施した県民アンケートで9割以上の賛成を得たことを受けての決定。夏ごろに全国のデザイン事業者らを対象に図柄を公募し、審査会での絞り込みと秋ごろの県民投票でデザインを決め、年内に国土交通省へ提案し、来年秋ごろの交付開始を目指す。

図柄ナンバープレート(地方版)は、地域の風景や観光資源などを図柄に取り入れ、「走る広告塔」として地域の魅力を発信することを目的に、同省が2018年10月から交付を開始。現在は全国78地域で導入され、近畿で導入していないのは和歌山・兵庫の2県となっている。

県は導入に向けた県民のニーズを把握するため、昨年12月から2カ月間、県内在住者を対象にウェブなどでアンケート調査を実施し、4180人が回答。導入について「良いと思う」との回答が91・0%に達し、「良いと思わない」の1・7%を大きく上回った。

ナンバープレートにふさわしい図柄(選択式、自由回答あり)は、ヤタガラスが732人(17・5%)で最多、次いで県マスコットキャラクターの「きいちゃん」が728人(17・4%)、高野山が371人(8・9%)、みかんが367人(8・8%)、和歌山城が329人(7・9%)などの順で続いた。

1日の定例記者会見で宮﨑泉知事は、9割が賛成という結果について「進めていく上ですごく励みになる。和歌山県らしさが出て、よその県以上のいいものができればいいと、ちょっと欲張って思っている」と話した。