ローソンが県産食材商品販売へ ロケット事業へ寄付も

ローソンの関係者と新商品を手に宮﨑知事(写真中央)ら
ローソンの関係者と新商品を手に宮﨑知事(写真中央)ら

コンビニエンスストア大手の㈱ローソンは9日から順次、近畿2府4県の約2500店舗で和歌山県産食材を使用した商品を発売する。売上金の一部は、県などが取り組む「ロケット応援事業」へ寄付する。

同社と県は2003年に包括連携協定を締結。同社はこれまでに県産ミカンや南高梅、湯浅醤油などを使用した商品やご当地の味わいをイメージしたメニューの発売などを通じて、地域活性化への取り組みを行ってきた。県産食材を使用した商品の販売は今回で10回目。

7月28日にかけて順次発売するのは、県産レモンの果汁入りジュレとホイップクリームが入った「クッキーシュー」、紀州産梅のしそ梅をトッピングした「おろしぶっかけうどん」、南高梅と人気のおかずをセットにした「おにぎり弁当」、和歌山ラーメンの豚骨醤油をイメージした「焼おにぎり」、県産レモンの果汁入りジュレとバニラヨーグルトクリームを入れた「パイ」の5品。

このうち、焼おにぎりは、豚骨スープで炊いたご飯に醤油だれを塗って焼き上げ、和歌山ラーメンの豚骨醤油の味わいを再現。おにぎり弁当では、三角形と俵型のおにぎりをロケット、赤ウインナーを宇宙人、肉団子を惑星に見立てるなど、宇宙をイメージした工夫も盛り込んだ。また、5品全てのパッケージにロケットに乗る県PRキャラクター「きいちゃん」をデザインしたシールを貼付。商品1個の販売につき1円が、県や串本町、地元企業などでつくる「スペースポート紀伊周辺地域協議会」へ寄付されるという。

2日には、同社の執行役員近畿カンパニープレジデントの鷲頭裕子さんと近畿商品部の宮城大輔部長らが県庁を訪問。宮﨑泉知事に商品の完成を報告し、PRした。

シュークリームとうどんを試食した宮﨑知事は「レモンと梅がさっぱりしていて非常に食べやすい。毎回県産のものでおいしい商品を開発していただきありがたい」と笑顔。ロケット事業への寄付については「この事業は特に思い入れがあることなので、支援いただけてうれしい」と感謝を伝えた。

鷲頭さんは「取り組みを続けてこられたのは和歌山県の皆さまに支えていただいたおかげ。節目となる10回目を迎え、今回は寄付という形で県の産業振興やさまざまな取り組みを応援したいと考えた。来年以降も新たなチャレンジや工夫を盛り込みながら継続していきたい」と話していた。

9日から順次発売される新商品
9日から順次発売される新商品