ぶんだら学校キャラバン 特別大使、パートナーが指導

ぶんだら節を学んだ楠見小3年生とわんだーらんど、特別パートナーの皆さん
ぶんだら節を学んだ楠見小3年生とわんだーらんど、特別パートナーの皆さん

和歌山市の夏の風物詩、第58回紀州おどり「ぶんだら節」の開催を前に、小学生にぶんだら節の踊りを教え、魅力を知ってもらう「ぶんだら学校キャラバン」が2~10日、市内5校で行われた。

ぶんだら節はかつて、市内各地の学校で踊り方を学び、学校や地域単位で連をつくって参加する光景が見られたが、少子高齢化などの影響で参加者は減少し、次世代への継承が課題となっている。

市は、踊りの継承や紀州おどり当日の盛り上げに向け、2024年から「ぶんだら学校キャラバン」を開始。同年から3年連続で「ぶんだら特別大使」を務める吉本興業・和歌山県住みます芸人の「わんだーらんど」の2人や市職員らが、市内の学校を訪問して踊り方を指導している。

25年からは、明治安田生命保険相互会社和歌山支社和歌山営業部と花王㈱和歌山事業場が「ぶんだら学校キャラバン特別パートナー」に2年連続で委嘱され、学校キャラバンに参加。両社は例年、社員や家族が連をつくって紀州おどり当日に参加し、社員の多くが踊りをマスターしており、子どもたちへの継承をサポートしている。

ことしのキャラバンは智弁学園和歌山小、伏虎義務教育学校、楠見小、和歌山大学付属小、中之島小で実施。9日の楠見小でのキャラバンには、わんだーらんど、特別パートナーの両社から10人が勢ぞろいし、3年生62人が参加した。

わんだーらんど、特別パートナーと一緒に踊る子どもたち
わんだーらんど、特別パートナーと一緒に踊る子どもたち

わんだーらんどのたにさかさんが「昔は、小学生もおじいちゃんもおばあちゃんも一緒に踊れる踊りでした。これからも続いていけるように教えに来ました」と呼びかけ、踊りの指導が始まった。

子どもたちは踊りの動きを4パートに分けて学んだ後、「ツレモッテコイコイ…」の唄と音楽に乗せて、わんだーらんどや特別パートナーの社員らの動きをお手本にしながら、元気に踊った。

わんだーらんどのまことフィッシングさんは「1・2年生にも教えてあげて」と話し、8月1日の紀州おどり当日、7月31日の前夜祭への参加を呼びかけた。

穴原シフォンさん(9)は「ぶんだら節は今まで知らなかった。少し難しいけど、教えてもらったら踊れたし、楽しかった」、小松原悠太さん(9)は「誰でも踊れそうだと思った。みんなで踊ったら楽しいので、当日も行けたら踊ってみたい」と話していた。

第58回紀州おどり「ぶんだら節」は、前夜祭が31日午後6時15分~8時半、和歌山城西の丸広場で、本祭が1日午後5時半~9時20分、けやき大通りなど和歌山城周辺で開き、縁日横丁の出店、餅まきなどもある。