「日本一へ駆け上がる」 智弁和歌山壮行会

第108回全国高校野球選手権大会に3年連続29回目の出場を決めた智弁和歌山高校野球部の壮行会が1日、同校講堂で行われ、中高生約1000人が出席。県代表として甲子園で戦う選手たちに熱いエールを送った。
同校の児島伸介校長は「県大会は決勝をはじめ苦しい試合が続いたが、投手陣の粘りや野手の好守など、それぞれが力を発揮して勝ち取った甲子園出場だった」と選手たちをたたえた。春の県予選敗退の悔しさを乗り越えて精神的にも大きく成長したと振り返り、「皆さんには日本一の応援団がついている。まずは初戦を突破し、その勢いで全国制覇を成し遂げてほしい」と激励した。
県高校野球連盟の坂本勝則会長は、優勝候補としての重圧を背負いながら県大会を制した戦いぶりを評価し、「技術だけでなく精神力も鍛えられたチーム。和歌山県代表として自信を持ち、甲子園で躍動してほしい」と期待を寄せた。
中谷仁監督は、選手を後押しした応援に感謝し「監督になってからことしほど応援の力強さを感じた大会はなかった」と振り返り「ここから選手たちが力を爆発させてくれると期待している。一日でも長く甲子園で戦いたい」と語った。
松本虎太郎主将は「僕たちが掲げている目標は甲子園優勝です」と力強く宣言。「各県の代表校が高校野球の聖地甲子園に集まります。しかし僕たちはその中でも圧倒的な力で日本一まで駆け上がります」と決意を述べた。
選手一人ひとりもマイクを握り、「自分の投球や打撃で勝利に貢献したい」「いつ出番が来ても力を発揮できるよう準備している」「全力で戦う」など、全国制覇への思いを語った。
壮行会後、松本主将は「過去2年間、夏の甲子園で初戦敗退した悔しさを全員が持っている。目の前の一戦一戦に集中し、最後に優勝旗を和歌山へ持ち帰りたい」と力強く意気込みを語った。


