9月20日に供用開始 再施工の八郎山トンネル

大規模な施工不良により工事をやり直していた和歌山県道長井古座線「八郎山トンネル」(那智勝浦町―串本町、711㍍)が完成し、県はトンネルを含む約2㌔の区間を9月20日午後4時に供用する。

同トンネルは2020年9月~22年9月の工期で一度完成したが、同年12月、内壁の覆工コンクリートの広範囲に空洞や厚さ不足があるなどの施工不良が発覚。掘削以外のほぼ全工程をやり直し、ことし3月には、専門家による技術検討委員会が再施工に問題はないとの判断を示していた。

県は、施工した淺川組(和歌山市)と堀組(田辺市)の共同企業体に約1億8000万円の賠償金を求め、すでに支払いを受けた。