紀陽銀行ハートビーツ SB-1首位で後半戦へ

国内の社会人バスケットボール最高峰となる「SB―1リーグ」に参戦中の紀陽銀行女子バスケットボール部「紀陽銀行ハートビーツ」。リーグ前半戦を終え、首位でシーズンを折り返した。11月にはホーム戦を控えており、メンバーは「和歌山ラウンドでは勝利し、地元の方々に結果で恩返しできれば。チーム一丸となって臨みたい」と意気込んでいる。
同チームは「スポーツを通じて地域社会に貢献する」を掲げ、現在は選手13人、スタッフ5人で活動。チーム名の由来は「心(ハート)の鼓動(ビーツ)」を意味する。応援してくれる人たちを躍動感あるプレーで魅了し、心に響く鼓動を感じてもらい、共に歓喜を分かち合いたいという願いが込められている。ユーチューブでの試合配信や公式インスタグラムによる発信など、PR活動も積極的に行っている。
同リーグは全国の強豪8チームが全14試合2回戦総当たりで争う。チームは7月に愛媛県今治市で行われた試合で笠戸ブレイブスター(山口)を81―69、今治オレンジブロッサム(愛媛)を70―57で破り、5勝1敗の首位でリーグ戦を折り返した。国スポ近畿予選では1勝3敗と課題を残したものの、メンバーは気持ちを新たに次戦を見据える。
ハードなディフェンスからの素早い攻撃がチームのスタイルで、スピード感のあるプレーを持ち味としている。
2年前からチームを指導する古久保亜伊ヘッドコーチは市立和歌山高校で13年、和歌山北高校で2年バスケットボール部の顧問を務めた経験を持つ。チームについては「個々の能力が高く、まとまりがある」と評価。「首位発進には手応えを感じているが、相手チームからの研究も進むため、全員で得点できる強さとメンタルコントロールが必要。粘り強い守備から早い展開の試合をやり切りたい」と気を引き締める。
小学校1年生からバスケットボールを続けている大吉まな主将(25)は「チームは日頃からコミュニケーションが活発。リーグ後半戦も全員で全勝を目指す。ホームゲームは普段なかなか会場に来られない行員や地域の皆さんに直接プレーを見てもらえる貴重な機会。懸命にボールを追う姿で元気を届け、勝利で恩返しできるよう、全力を尽くす」と意気込んでいる。
チームは12、13日に広島県で行われるリーグ戦に挑む。さらに、11月7、8日には和歌山市梅原のノーリツアリーナ和歌山でホームゲームが行われる。同チームの他、地元の「ONELYS WAKAYAMA」など、全国から男女各4チームが集結し、熱い戦いを繰り広げる。申し込み不要、無料で観戦できる。
県社会人バスケットボール連盟副理事長を務める金谷哲男総括は「選手たちには『紀陽銀行に来て、このチームでバスケットができて良かった』と感じながら卒業してほしい。そう思ってもらえる環境を整えるのが私の役割。チームが勝利をつかみ、優勝という結果を残せるように今後も全力でバックアップしていきたい」と話している。
また、同チームのメンバーによるバスケットボール教室も開催中で、現在、小・中学生を対象にチームを募集している。希望者は同行人事部内紀陽銀行ハートビーツ事務局の金谷さん(℡073・426・7136)へ。

