防災食に「たんぱく質」を 日ハム製造、新報社で販売

商品をPRする西井さん
商品をPRする西井さん

9月の防災月間は、自宅にある備蓄品の「総点検」に絶好の機会。和歌山市福町の㈱和歌山新報社は、日本ハム㈱が製造する防災食「陸上自衛隊戦闘糧食モデル」の代理店からの委託販売を行っている。実際に陸上自衛隊で食べられているものを一般向けに商品化したもの。災害時に不足しやすいとされる「たんぱく質」の補給を重視しており、非常時の栄養確保に適した備蓄食として注目されている。

商品は「煮込みハンバーグ」「ポークソーセージステーキ」「鶏と根菜のうま煮」「やきとり」の4種類。特に隊員の間で人気が高い品を厳選。いずれも常温で5年半の保存が可能で、加熱せずにそのまま食べることができる。

一般的に災害時の備蓄食は炭水化物に偏りがちで、長期化に伴う栄養不足や筋力低下が課題とされる。人体の約2割を構成するたんぱく質の補給が重要視される中、食肉加工品の国内最大手、日本ハムが自社の技術を生かして開発。たんぱく質や脂質をバランス良く摂取でき、防災食の第一人者・甲南女子大学の奥田和子名誉教授も推奨している。

同社Smart(スマート)事業部の西井章人さん(50)は「実際に自衛隊員が食べているお墨付き。かさばらずごみの処理も楽なので、たんぱく質を意識したローリングストックの見直しや、企業や自治体での備蓄にぜひ検討していただけたら」と話している。

価格は1ケース(20食入り)1万2960円。ケース単位で購入でき、事業所や各種団体でのまとまった災害備蓄食として活用しやすい。

注文は名前、納品先住所、電話番号を記載し、同社にファクス(FAX073・433・8111)かメール(smart@wakayamashimpo.co.jp)で受け付ける。問い合わせは同部(℡073・433・6113)。