ツキノワグマのベニー冬眠
和歌山市の和歌山公園動物園で人気者のツキノワグマのベニー(メス、 年齢推定19歳、 体長推定140㌢、 体重100㌔)が15日、 冬眠に入った。 3月中旬~下旬ごろまで、 ワラの敷かれた熊舎で寒さをしのぐ。
ベニーは、 平成6年から同園で飼育。 冬眠中はトイレや、 餌を食べたりするために2~3日に1回の頻度で起きてくる。
熊舎内の寝床には発砲スチロールが敷き詰められ、 その上に軽トラック1台分ほどのワラが運び込まれた。 寝床が整うと、 ベニーは早速ワラを集めたり、 顔をうずめたりして冬眠の体勢に入った。
飼育員の前嶋弘樹さん(46)は 「次にベニーに会えるのは花見の季節。 起きてきたベニーを見て、 春を感じてください」 と話している。