700人力走 オークワ・S&Bちびっ子マラソン
子どもたちの力走が紀州路に春を呼ぶ第28回オークワ・S&B杯ちびっ子健康マラソン大会が2日、 和歌山市の片男波公園で開かれ、 小学生約700人が健脚を競った。 前日までのぽかぽか陽気がうそのような、 時折小雨が降る冬に逆戻りの寒い天候となったが、 保護者や友達の声援を受け子どもたちは元気いっぱいゴールを目指した。 男子の部では5年生の坂耀介君、 6年生の中野裕太君が3年連続優勝を飾り、 2年生の浦陸斗君、 3年生の舩津圭二朗君が前回に続き連覇を達成した。
ソフトボールの上野由岐子選手ら世界を舞台に活躍する日本のトップアスリートたちが、 小学生の時に参加した 「ちびっ子健康マラソン」 は、 昭和59年に始まり、 全国各地で催され、 平成20年には完走者100万人に達した。 しんぽう写真館はこちらから
本年度も42会場を巡り、 3月は㈱オークワと共催する和歌山をはじめ沖縄、 高知、 鹿児島など7会場で開催される。 今大会は地元和歌山だけでなく、 大阪、 奈良の小学生も対象で、 男女学年別の12種目が行われた。
1年生男子から始まったレースは、 寒風とともに小雨が交じる厳しいコンディションとなったが、 スタッフから 「最後まで頑張ってくれるかな」 の声を掛けられると 「いいとも!」 と全員気合十分、 それぞれの目標に向かって勢いよくスタートした。 コース沿いでもエスビー食品㈱や㈱オークワのスタッフが温かくサポート、 頑張る選手たちの走りにエールを送った。
3回目の参加という山東小4年の木村光暉君は 「しんどかったけど、 いいタイムが出せて良かった。 来年も絶対出ます」 と意欲満々だった。