和歌山県生協連に消費者支援功労表彰
長年にわたり消費者支援活動に功績のあった個人・団体の活動をたたえる、 消費者庁の平成25年度消費者支援功労表彰で県生活協同組合連合会 (尾添仁代表) がベスト消費者サポーター章を受章した。 県ではこれまで個人9人が内閣総理大臣賞と内閣府特命担当大臣賞を受章。 団体としては初めてとなる。
18日、 和歌山市北出島のプラザホープで表彰式が行われ、 消費者庁消費者生活情報課の長谷川秀司課長が尾添代表に表彰状を手渡した。 尾添代表は 「消費者問題の状況に合わせて、 未然防止の力になれるように、 さらに運動を進めていきたい」 とあいさつした。
同会は平成2年、 全国46番目の生協連として県内6生協が協同で設立。 現在12生協となり、 県内で最大の消費者団体となった。 シンポジウムや消費者講座の開催、 消費者被害無料相談、 政策提言などの事務局機能を担い、 消費者問題の解決・未然防止に貢献。 ヒアリング調査を行い、 県の行政懇談会などで調査結果を報告して地方消費者行政強化に活用されていることが評価された。
同表彰は、 消費者利益の擁護と増進を図るために昭和60年度に創設。 本年度、 全国の表彰件数は、 内閣総理大臣表彰5件、 内閣府特命担当大臣表彰23件、 ベスト消費者サポーター章53件。