リーグ首位へ貴重な1勝 トライアンズ
〔12日〕和歌山97(18―34、30―19、17―31、32―24)108名古屋
〔13日〕和歌山74(20―13、11―17、22―10、21―15)55名古屋
プロバスケNBLウエストリーグの和歌山トライアンズは12、13日、愛知県体育館で、三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ名古屋との2連戦に臨み、1勝1敗で試合を終え、リーグ優勝に向け貴重な白星を手にした。
前節の2連勝でリーグ同率首位に立ったトライアンズは12日、これまで4勝0敗と負けなしの三菱戦だったが、終始得点を追う苦しい展開に。最終ピリオドで、川村卓也が5本の3Pシュートを決め20得点の大活躍を見せるも、追い付けなかった。
リーグ優勝でのプレーオフ進出に黄色信号が点灯した翌日、トライアンズは前日の大量失点の課題を克服するべく、スタメンにディフェンス力に定評がある中務敏宏を投入。中務は三菱の主力のアマット・ウンバイをマークし、その攻撃を封じ込めた。13点差で迎えた最終ピリオドでは、中から外からとトライアンズペースでシュートが決まり、得点差を19点に広げて勝利した。
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リーグ順位は、アイシン三河が2連勝したため、トライアンズは首位を奪われ、アイシンとのホーム直接対決(26、27日)を含む残り4試合で追う展開となった。