万葉の花・ハギ見ごろ　片男波公園

　万葉集に最も多く登場する花「ハギ」が、和歌山市和歌浦南の片男波公園で見ごろを迎えている。薄紅色をした小ぶりの花がしだれるように咲き、来場者の目を楽しませている。

　万葉集に１４１首登場するハギは、植物の中で一番多く詠まれ、親しまれた。今月中は花を楽しめるという。

　和歌公園管理事務所の嶋隆志さん（５４）は「ハギが咲く公園で秋を感じていただけたら」と呼び掛けている。問い合わせは同事務所（℡０７３・４４６・５５５３）まで。

公園でかわいらしい花を咲かせている