元気な市目指し職員に訓辞 尾花市長

 県庁や市町村役場などで26日、仕事納め式が行われ、職員は例年より長めの正月休みに入った。

 和歌山市 課長級以上の職員170人を前に、尾花正啓市長が市長選当選後初の年末訓示を行い、「来年は市を元気にするターニングポイントにしよう」と呼び掛けた。

 尾花市長は、今週に各局長などと上京した国への陳情活動についてふれ、「経済再生や少子化、人口減少など喫緊の課題を持つ市町村が押し寄せていた。良いアイデアを国にぶつけて実現しようと目を血走らせていた」と紹介し、「やる気のない市町村は沈没しかねない」と職員にげきを飛ばした。

 県 正庁で行い、課長級以上の145人が出席。仁坂吉伸知事は選挙で再選したことなどを振り返り、「これまで県が頑張ってこられたのは全て諸君のおかげ。休みは十分に取って、リフレッシュして新年に登庁して。この一年間、本当にご苦労さまでした」とねぎらった。

 市、県とも仕事始めは1月5日。