智弁が箕島破り決勝へ 高校野球14日目

第97回全国高校野球選手権和歌山大会は大会14日目の25日、和歌山市毛見の県営紀三井寺球場で準決勝2試合があり、第1試合で智弁が箕島を6―1で下し、2年連続22回目となる決勝進出を決めた。

第1試合

智弁 0 0 0 4 0 0 0 2 0 6
箕島 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1

〔智〕加藤、齋藤―西山〔箕〕中村、福居―田中脩▽本塁打=井上(箕)▽2塁打=滝本、春野、野口、齋藤(智)

智弁は同点で迎えた4回表、1死1塁から春野が右越えに2塁打を放ち先制。さらに2つの死球で満塁とし、大石の犠飛で1点、野口の2塁打で2点を加点した。8回にも2点を加え、箕島を突き放した。投げては1年生の加藤、エース齋藤の継投。9回を6安打1失点に抑えて試合を組み立てた。

高嶋監督は「決勝は先取点が鍵となる。いつも通りの試合をしたい」と意気込んだ。

4回1死満塁、大石の犠飛で本塁に生還する春野(智弁)

4回1死満塁、大石の犠飛で本塁に生還する春野(智弁)