県警も情報収集と警戒強化 山口組分裂で
国内最大の指定暴力団・山口組(本部=神戸市)の分裂問題について、県警は8月31日の県議会で、「真偽も含めて情報収集を行うとともに、警戒活動を強化している」と現在の対応を話した。
経済警察委員会で宇治田栄蔵委員(自民、和歌山市)が「和歌山でも活動が活発になるのか。どう対策を考えているか」と質問。県警の立石英一組織犯罪対策課長は「十数団体が離脱するのではないかとの情報が確かにあるが、内容は特定できていない。暴力団による違法行為があれば、どんな小さなものでも県民の安心安全を守る観点から厳正な対応をしてまいりたい」と話した。