真田の「赤」で巡回バス 九度山町で運行

NHK大河ドラマ「真田丸」の放送に合わせて真田幸村ゆかりの地・九度山町をさらに盛り上げようと、南海りんかんバス(橋本市)は24日から、土日祝日を中心に、町内を巡る巡回バスの運行を始める。

運行区間は、九度山駅前~町役場~真田庵前~道の駅柿の郷くどやま。運賃は1乗車につき大人100円、小児50円。

バスの外観は幸村の真っ赤な甲冑(かっちゅう)をイメージ。ナンバープレートは「日の本一の兵(つわもの)」にちなんだ「1」となっている。

内装も幸村の旗印「六文銭」をデザインしたシートカバーやのれんの他、さい銭箱風の運賃箱など、細部までこだわっている。

運賃支払い時に、飲食店などで割引サービスなどが受けられる「記念乗車証」がもらえる。

同社は「真田の赤備えのように、目を引くバス、話題になるバスを目指した。同じように『赤備えバス』が走る長野県上田市とも一緒に、真田のまちを盛り上げていきたい」としている。

細部まで作り込まれた巡回バス

細部まで作り込まれた巡回バス