軽ダンプ車を市に寄贈 和歌山南LC40周年
行政サービス向上に活用してもらおうと、和歌山南ライオンズクラブ(LC、境勇人会長、会員27人)は27日、クラブ設立40周年を記念して、和歌山市に廃棄物収集車両(軽ダンプ車)を寄贈した。
同LCは昨年11月23日、LC国際協会に認証されてから40周年を迎えた。
寄贈した軽ダンプ車は、軽トラックの荷台部分を改造しており、市の車両では初めてとなる昇降機「パワーゲート」を装備している。車両の総額は約160万円。今後は、不法投棄に関連する業務を中心に活用していくという。
寄贈式には、境会長(45)ら同LC関係者と市職員ら約20人が出席し、市ごみ減量推進キャラクター「リリクル」も参加した。
境会長は「今後も、地域社会のニーズに沿った奉仕活動を続けていきたい」とあいさつ。荒竹宏之副市長は「啓発活動や広報活動、パトロールなどに活用していきたい」と感謝の言葉を述べた。