最低賃金753円 4年連続2桁引き上げへ

 和歌山地方最低賃金審議会(中追廣会長)は5日、県内の最低賃金(時給)を22円引き上げ753円とするよう、中原正裕和歌山労働局長に答申した。

 異議申し出などの手続きを経て、10月1日から適用される見込み。適用されれば4年連続で10円以上の引き上げとなり、最低賃金を時間額のみで定めるようになった平成14年度以降では最大の引き上げ額となる。