秋風に揺れる白い波 生石高原のススキ見頃

関西一のススキの名所、紀美野町と有田川町にまたがる生石高原で、一面に白く輝く穂が見ごろを迎えている。

標高870㍍に位置する約27㌶の高原に広がる一面の群生は、黄色だった穂がほぼ白に染まり、吹き渡る風に揺られ、波のようにうねる様子が見られる。

平地より気温は低いものの、平年より暑い日が多い今秋は、薄着で訪れる人も少なくない。高原のデッキからススキを見渡したり、散策しながら写真を撮影したり、シートを広げてランチを楽しんだり、訪れた人々は思い思いの時間を過ごしている。

ススキは11月初旬まで楽しめる。

高原の一面に白い穂が広がっている

高原の一面に白い穂が広がっている