紀の川の産業、食を体験 2イベント盛況

 平成28年度紀の川市産業まつり(同実行委員会主催、田村宗隆会長)と食育フェア(市食育推進会議主催、三國和美会長)が13日、同市貴志川町の貴志川体育館駐車場などで開かれ、約6000人の地域住民らでにぎわった。

 産業まつりは地域の生産物などに対する認識を高め、市内の産業への理解を深めることを目的に、食育フェアは食の大切さを実感、体験することで関心を高めてもらおうと、毎年開催している。

 同駐車場に設けられたステージでは、一般参加の早食いグランプリや「内川樺月×ストカン」の音楽ライブなどがあり、盛り上がった。また、体育館では、貴志川地区の保育園児による食育に関する絵画約100点が展示され、農産物品評会出品物の展示や販売があり、8部門の特賞受賞者の表彰も行われた。

 同センター内や屋外に設けられた体験コーナーでは、ホットプレートを使った野菜や果物を調理する料理体験、恒例のジャンボ巻きずし作り体験を実施。親子連れらが楽しいひとときを過ごしていた。

 各部門の特賞受賞者は次の皆さん。

 市長賞(みかん部門)稲垣誠司▽紀の川市議会議長賞(柑橘部門)加藤義彰▽那賀振興局長賞(柿部門)額田憲明▽那賀振興局農林水産振興部長賞(その他果樹部門)鳥渕利一▽県農業会議会長賞(ソ菜部門)田村チヱ子▽県農業公社理事長賞(果菜・いも類部門)野尻久江▽紀の里農業協同組合代表理事組合長賞(花き部門)藥王勝規▽和歌山北部農業共済組合長賞(殻物部門)尾﨑真梨

展示された農産物品評会の出品物

展示された農産物品評会の出品物