県代表クルー決まる マクドのコンテスト

 日本中のマクドナルドのクルー(アルバイト)からチャンピオンを決める技能コンテスト「2017 All Japan Crew Contest」の県内予選が24日、和歌山県和歌山市里のマクドナルド24号川辺店で開かれ、26人が技術を披露した。

 全国約2900店舗、約13万人のクルーが、接客や商品提供の正確さ、技能を競う大会。今回は県内予選にあたるミニブロック戦で、各店舗で行われる店内戦、店舗を統括する法人ごとに行われる法人/OC戦を勝ち抜いたクルーが参加した。勝利したクルーは10月29日に京都府で開かれる地区本部戦に県代表として出場する。

 審査は接客(オーダーテイカーキャッシャー)、パティ作り(グリルストッカー)、ハンバーガー作り(アッセンブラー)、ポテト作り、ドライブスルー、客席で応対するフロアサービス、クルーの管理やサポートをするシフトマネジメントの7部門で行われ、審査員が動作や対応などをチェックし、良かったところや改善点を出場者にフィードバック。

 昼食の時間帯に行われた審査では、次々入る注文に慌ただしくなる店内で出場者は手際よくポテトやハンバーガーを作り、予選を勝ち上がった実力を発揮した。

 田辺市から参加した瀬戸隆太さん(23)は「普段から早く、温かいうちに提供することを大事にしているが、今回は普段以上に丁寧にすることを心掛けた。全力を出し切れた」と話していた。

 県代表は次の皆さん。

 アッセンブラー=杉浦里香▽グリルストッカー=高岸由伸▽ポテト=多田歌▽ドライブスルーランナー=和田桃佳▽オーダーテイカーキャッシャー=日比原由佳▽シフトマネジメント=田村望見▽フロアサービス=清水由香

手際よくハンバーガーを作る出場者

手際よくハンバーガーを作る出場者