和商出身の西村が日ハム2位指名 ドラフト

 プロ野球のドラフト(新人選手選択)会議は26日、東京都内のホテルで行われ、和歌山県立和歌山商業高校出身の西村天裕(たかひろ)投手(24)=NTT東日本=が北海道日本ハムファイターズから2位指名を受けた。

 西村投手は岡崎小学校時代に野球を始め、和歌山東中学校、和歌山商高、帝京大学を卒業。帝京大では1年の春から登板し、首都大学リーグ通算25勝を挙げた。NTT東日本では1年目の日本選手権から登板。今夏はリリーバーとして活躍した。177㌢、87㌔、右投げ。最速154㌔のパワーピッチャー。

 県関係選手ではこの他、県立箕島高校の中川虎大(こお)投手(18)が横浜DeNAベイスターズから育成ドラフトで1位指名を受けた。

 貴志中時代は和歌山シニアに在籍するも退団し、紀州レンジャーズの練習に参加。箕島高校に進学後は2年の秋にベンチ入りした。178㌢、78㌔。最速146㌔の本格派右腕。