5カ所で今季最低気温 路面凍結などに注意

 気象庁は、強い冬型の気圧配置により24日夜から25日(午前8時時点)にかけて、和歌山県内5カ所で今季の最低気温が観測されたと発表した。

 同庁によると、友ヶ島の氷点下1・4度(24日午後10時35分観測)をはじめ今季最低となった地点は、高野山、南紀白浜、新宮、潮岬の5カ所。また、県内12カ所全ての観測地点で25日の最低気温は氷点下となり、さらに、同日の30年間の平均値を下回る冷え込みとなった。

 近畿地方の上空約1500㍍には氷点下12度以下の寒気が流れ込み、強い冬型の気圧配置は27日ごろにかけて続く見込みという。

 同庁は「県内全域で朝の冷え込みによる道路の凍結が予想されるため、出勤時間帯などは十分な注意が必要」と呼び掛けている。

 県内は、高野町と田辺市の国道371号高野龍神スカイライン(42・7㌔)、高野山バイパス(3・9㌔)が通行止めとなっている。