2666人が学びや巣立つ 和歌山市立小卒業式
和歌山県和歌山市内の公立小学校50校で19日、卒業式が行われ、市内計2666人の児童が6年間学び育った校舎を後にした。
同市里の山口小学校では、高橋輝行校長が卒業生29人(男子15人、女子14人)一人ひとりに卒業証書を手渡し、「皆さんの証書には楽しかったことや苦しかったことなど、たくさんの思い出が詰まっています。それをいつまでも大切にしてください」と式辞。
在校生が順番に卒業生との思い出を話し、「皆さんの夢に向かって頑張ってください」と声を合わせて祝福。卒業生が「たくさんの感謝と大きな希望を胸に大きく翼を広げ飛び立ちます」と別れの言葉を告げ、「この地球のどこかで」の合唱で幕を閉じた。
本紙エリアの卒業式は、同日に海南市で11校(卒業生計373人、1校卒業式なし)、20日に岩出市で6校(同553人)、紀の川市で16校(同508人)、紀美野町で2校(同46人、1校卒業式なし)が行われる。