智弁Vならず大阪桐蔭に苦杯 近畿高校野球
春季近畿地区高校野球大会は3日、兵庫県明石市の明石トーカロ球場で決勝が行われ、今春の選抜大会決勝と同じ智弁和歌山と大阪桐蔭が激突。雪辱を期した智弁だったが1―3で敗れ、悔しい準優勝となった。
智弁は2日の準決勝で滝川二(兵庫)に9―7で競り勝って決勝に進んだ。決勝の智弁は1回裏、文元の中前適時打で先制したが、4回に2点を奪われて逆転され、8回にも1点を失った。打線はプロ注目の右腕・根尾から先発全員となる11安打を放ったが、本塁が遠かった。
智弁と大阪桐蔭の対戦は昨春の近畿大会以降5回目で、智弁の5連敗。100回記念の夏の甲子園で、今度こそ宿敵への雪辱を目指す。