市高が2年ぶり決勝進出 高校野球13日目
第100回全国高校野球選手権記念和歌山大会は13日目の25日、準決勝2試合が行われ、第1試合は市和歌山が7―3で向陽を破り、2年ぶりの決勝進出を決めた。
【準決勝】
◇第1試合
市和歌山 | 0 | 3 | 0 | 3 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 7 |
向陽 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 3 |
〔市〕金田、奴田、津熊―米田〔向〕松野、青木、小林―城▽3塁打=柑本(市)▽2塁打=緒方、金田(市)酒井(向)
市和歌山は2回表、2死から緒方と金田の連続2塁打で先制。吉田にも適時打が飛び出し、この回3点を挙げた。4回表にも柑本の適時3塁打などで3点を加え、突き放した。
投手陣は、先発の金田が打たせて取る投球で要所を抑え、5回1失点。6回から奴田、8回からは津熊の両左腕が反撃を1点に抑えた。
半田監督は「投打で選手が力を発揮してくれた。吉田や柑本が良い形で打ち、4回の3点で楽になった」と話した。
向陽は3回裏、1死2塁から中彌の中前適時打で1点を返し、7回裏は2死1、2塁から島本の右前適時打で1点を返したが、前半の失点が重かった。
堀内監督は「4回の3点が全て。私の投手起用に迷いがあった。残念だが、春からよく成長した。99%満足している」と選手をたたえた。