今季所属選手お披露目 紀州レンジャーズ
関西独立リーグの紀州レンジャーズは1日、 和歌山市狐島のバッティングセンター、 スポパラ和歌山で来年度の所属選手を紹介した。 今シーズンは、 12人の新入団選手が加わり、 計31選手 (うち練習生2選手) でリーグ完全優勝を目指す。 また、 同センターを同チームが運営することも発表し、 竹中則行代表は 「地域を盛り上げ、 和歌山を元気にする活動を続けていきたい」 と語った。
紀州の昨季リーグ成績は、 前後期共に2位だった。 今季の新入団選手12人のポジションは、 投手5人、 捕手1人、 内野手6人。 リーグ内でも安定した投手陣を誇る紀州だけに、 一層の強味となる。
お披露目式では、 選手一人ひとりが自己紹介し、 今シーズンに向けた抱負を述べた。 新入団選手の上柿元俊弘内野手 (23) は 「50㍍5秒台の俊足を生かし、 優勝に貢献したい」 と話していた。 今季リーグは3月24日に開幕し、 紀州の初戦は4月1日、 上富田スポーツセンター野球場である。また、紀州は同センターの運営を、 同日から開始した。 センターには選手を待機させ、 訪れた子どもたちにバッティングやピッチングの指導を行うという。 バッティングマシンには紀州の選手の投球フォームが映像で映し出され、 選手と対戦している感覚で練習できる。
3月からは野球教室や体幹トレーニング教室などを開く予定で、 子どもたちの本格的な育成にも取り組む。 石井毅監督は 「野球をしていない子どもにも楽しさを伝えることができれば」 と話している。