和歌山駅前を快適に 東南RC洋式便器寄贈

 和歌山東南ロータリークラブ(RC、中岡隆文会長)は和歌山県和歌山市のJR和歌山駅東口広場の公衆トイレに洋式便器を寄贈し、11日に工事の竣工とお披露目式が行われた。

 同RCの社会奉仕事業の一環として、和歌山を訪れた外国人観光客に快適に過ごしてもらうため、また駅を利用する高齢者や障害者に使いやすいようにと、温水洗浄便座付きの洋式便器2基を公衆トイレに設置した。

 公衆トイレは設置から20年以上がたっている。今回男子トイレ、女子トイレに1基ずつ新しい便器を設置したことで、全て洋式化が完了。併せてドアの改修も行った。

 中岡会長は「和式便器は使いづらいと思い、市に相談して実現できた。外国人の団体もたくさん来ていて、少しは駅前も使いやすくなったかなと思う」とあいさつ。

 式に参加した尾花正啓市長は「トイレは地域の心が出るところ。良いと思ってもらえる土地になるように今後も協力してもらいたい」と話した。

公衆トイレの前で会員ら(前列右から2人目が中岡会長、3人目が尾花市長)

公衆トイレの前で会員ら(前列右から2人目が中岡会長、3人目が尾花市長)