お城で着物ショー 26日天守閣再建60周年

 着物で地域活性化を目指す「KIYORA(きよら)和歌山」(植野千惠子代表)は26日午後2時から、和歌山城西の丸広場で、居合いや書のパフォーマンス、箏の演奏を融合したファッションショーを開く。「天守閣再建60周年記念イベント」の一環で9月に予定していたが台風で延期となり、改めて紅葉シーズンでの開催となる。

 「『飛翔』―はばたけ和歌山―」をテーマに、天守閣が戦災で炎上し、市民の寄付などにより再建されるまでの歴史と市民の思いを書家の木村有里さんがステージで表現する。

 着物のファッションショーを中心に、和太鼓演奏や今津敦生さんによる居合いパフォーマンス、北原美麗さんによるスタンディング書ライブ、田口眞澄さんによる箏の演奏などが行われる(9月の予定と一部変更あり)。

 ファッションショーでは「はばたけ和歌山」のテーマに合わせ、鳥をモチーフにした色鮮やかな着物や個性豊かな髪飾りが見られる他、箏の演奏に合わせた着付けパフォーマンスもあり、和歌山城にふさわしい、和と美が感じられるイベントとなっている。またイベントに先立って午後1時からはHoneyGOLDのライブも行われる。

 観覧無料。雨天時はモンティグレ(ダイワロイネットホテル和歌山、七番丁)1階ロビーで午後3時から開催。問い合わせは植野代表(℡090・5123・9366)。

モデルによる個性豊かなファッションショーが楽しめる

モデルによる個性豊かなファッションショーが楽しめる