「きっずふれあい広場」オープン 紀の川
未就学児とその保護者、 ボランティアが自由に利用できる保育スペース 「きっずふれあい広場」 が、 紀の川市貴志川町長原の貴志川生涯学習センター内にオープンした。 同地区のボランティアがスタッフとして常駐し、 地域交流の場としても期待されている。
場所は、 旧貴志川町時代に閉店した元喫茶店スペースを改装。 国の 「地域子育て創成事業」 の補助金を活用した。 室内には、 カラフルなスポンジの遊具や、 ボールのプールなどが設置されている。
この日は同センターで記念式典も行われ、 約50人が出席した。 中村愼司市長は 「昔は外で泥んこになって遊んだが、 現在は危険な面もあるので、 この施設で思い切り遊んでください」 とあいさつした。 その他、 くす玉割りや子どもへの風船プレゼントなどで祝った。
出席した保護者の一人で1歳11カ月の娘がいる同市貴志川町前田の中西博美さん (40) は 「子どもが気軽に遊べる場がなかったのでうれしいです。 図書館もあるので、 週2回は利用するかな」 とにっこり。
今後は毎週4日間 (火、 水、 木、 金曜日の午前10時から午後3時まで) 開放され、 登録ボランティアスタッフ約30人 (開所現在) が2人ずつ交代で関わる。 また、 読み聞かせや親子体操などの催しも順次開かれる予定。 問い合わせは同センター (℡0736・64・2273)。