21年秋の開館目指し 7日新市民会館起工式
和歌山県和歌山市の新市民会館「(仮称)市民文化交流センター」の起工式が7日、七番丁の伏虎中学校跡地で行われる。
新市民会館は2度にわたり入札が不調となったが、3度目で地元企業を含む共同企業体(JV)による関連工事3件の落札が決まり、市議会6月定例会で請負契約締結の議案が可決された。開館は当初の2021年4月から遅れ、同年秋ごろを予定している。
敷地面積は6627・84平方㍍、延べ床面積は1万4279・86平方㍍、地上5階(一部地下1階)建て。大ホール(954席)、小ホール(395席)、展示室、リハーサル室、練習室、会議室、和室などを備える。関係工事の請負金額と契約事業者は次の通り。
【建築工事】86億6800万円▽奥村・小池・宮井特定建設工事共同企業体(代表者=㈱奥村組関西支店・川谷澤之執行役員支店長、大阪市阿倍野区)
【電気設備工事】7億6868万円▽八千代・植野電気特定建設工事共同企業体(代表者=八千代電設工業㈱・冨永昌雄社長、大阪市中央区)
【機械設備工事】12億109万円▽テクノ菱和・東和冷機特定建設工事共同企業体(代表者=㈱テクノ菱和和歌山営業所・橋本孝二所長、和歌山市杉ノ馬場)