衆院選の候補者擁立を 立憲民主県連大会

 立憲民主党県連の第1回定期大会が11月30日、和歌山県和歌山市美園町の県JAビルで開かれ、次期衆院選で県内全選挙区への候補者擁立を目指すことを確認した。

 大会には党本部の福山哲郎幹事長も駆け付け、閣僚の不祥事を例に「最近の安倍政権はおかしなことばかり。国会で行政をチェックするのが野党の仕事。(政治状況が)一強多弱と言われる中で、今以上の力で安倍政権に対峙できるよう力を貸してほしい」と訴えた。

 県連代表の谷口和樹県議は支持者約150人を前に「少ない、弱い立場におられる方の声に耳を傾け、立憲主義と民主主義を大切に明確な社会像を社会に提示する」とし、今後の国政選挙に向け「必ず衆参選挙の全選挙区で(候補者を)擁立したい。次の衆院選は厳しい選挙になると思うが、何としても1議席は頂きにまいりたい」と決意を述べた。

 大会では1年間の活動報告や来年の活動目標の確認などが行われた。

結束を呼び掛ける福山幹事長