地方誘客の機会に 聖火ランナー竹川智世さん

旅行会社への就職を決めた後、ランナーの募集があると知り応募。ことしのオリンピック、2025年の大阪万博により、外国人観光客が増えることを考え、今後仕事の強みになると考え参加したいと思った。

大学2年生でミス日本みどりの女神に。表舞台に立つきらきらしたイメージだったが、勉強会に参加し、「ミス日本」として日本についてこつこつ学んだという。日本各地を回って森林セラピーや林業にふれ、森への知識を深めるとともに地方にもたくさん良い所があると気付いた。外国人観光客にもっと日本のいろいろな地方に行ってもらいたいと思い、旅行業界への就職を考えるようになったという。

中学生の時はバドミントン、高校生ではダンスに取り組んでいたが、競争することは苦手だった。大学のカリキュラムで1年間アメリカに留学した際、自分からすすんで英語で話し掛けていかなければ勉強や成長につながらない状況になり、挑戦することや積極的になることの大切さに気付いた。

オリンピックについては「どの大会でも毎回ドラマがある。世界中の注目を浴びるチャンスなので、日本の良さをアピールして、次につながればいいなと思う。そして地方も注目されるという流れができたら」と期待を寄せている。

竹川智世さん

竹川智世さん