みさき公園55周年で「南米の森」登場

 この春、 みさき公園が生まれ変わる。 南海電鉄(亘信二社長)運営の 「みさき公園」 が開園55周年を記念して、 南米の動物を一カ所に集めた動物舎 「南米の森」 を3月16日にオープンする。 アルマジロ2匹が仲間入りし、 これまで名前の付いていなかったナマケモノと共に名前も募集する。 同日午前10時から、 オープニングセレモニーを行う。

 同動物舎は、 現在園内の離れた動物舎で飼育しているナマケモノ・リスザル・カピバラを一カ所に集める。 カピバラのプールを新設し、 各動物舎の規模を大きくするなど、 動物の持つ本来の能力を引き出すつくりにこだわった。

 16日から4月8日まで、同園内の「メモリアル資料館」 で、 新入りのアルマジロ2匹とナマケモノの名前の応募コーナーを設置する。 今後、 同動物舎は、 来場者が動物に餌をやれるなど、 体感できる動物舎を目指し展開するという。

 また、 55周年記念事業として、 3月からイルカショーをリニューアル。 大阪スクールオブミュージック専門学校(大阪市西区)の生徒の協力を得て一新した、 ショーのテーマ曲やスタッフのダンスを披露する。 その他、 3年間何度でも入園できる入園券を、 3月から来年3月末まで販売。 大人5500円、 子ども2750円。

 同園は 「和歌山の方にも長年親しまれてきました。 3世代で訪れてもらい、 懐かしさを感じてもらえれば。 今後も愛され続けるような施設を目指していきたい」 と話している。

 問い合わせは、 同園(℡072・492・1454)へ。