IR事業者の審査書類 県が提出期限延期

和歌山県は1日、和歌山マリーナシティ(和歌山市毛見)に誘致を進めているカジノを含む統合型リゾート(IR)の事業者公募について、応募している2社からの提案審査書類の提出期限を、8月31日から10月19日に延期すると発表した。事業者の選定も、11月中旬の予定から来年1月ごろに変更する。

新型コロナウイルス感染拡大により、都道府県をまたぐ移動が制限され、事業者の活動に影響が生じたことなどを考慮し、緊急事態宣言が発令されていた49日間の分、期限を延期すると決めた。

応募しているのは、カナダのクレアベスト・グループ、中国のサンシティグループの日本法人(いずれも拠点は東京都)の2社。いずれも県の参加資格審査を通過している。