図書で豊かな心を キワニスクラブ幼保に寄贈

和歌山キワニスクラブ(大岩徳成会長)は和歌山県和歌山市砂山の市立砂山保育所(馬場佐都美所長)と同市禰宜の市立和佐幼稚園(塩谷通功園長)に書籍約150冊と本箱を寄贈し、6日に砂山保育所で贈呈式が行われた。

子どもたちの豊かな感性と創造力の成長を願い、図書を寄贈する「キワニス子ども文庫」の取り組みで、2010年から県内の幼稚園、保育所に贈っている。ことしは新型コロナウイルス感染症予防のため、代表者のみの参加となった。

贈呈式では大岩会長から馬場所長と塩谷園長に目録が手渡され、大岩会長には市こども未来部の辻淳宏部長から感謝状が授与された。

大岩会長は「子どもたちの成長と読書に親しんでもらうことを願って毎年寄贈している。子どもたちが優しく、たくましく育ってくれたら」とあいさつ。目録を受け取った馬場所長は「自粛期間中には家で動画を見ている子も多かったと思う。絵本は創造力や言語力を豊かにするものなので、読み聞かせや貸し出しに活用していきたい」と話していた。

本棚を隣に大岩会長(前列右から3人目)と馬場所長(同2人目)と塩谷園長(前列左)

本棚を隣に大岩会長(前列右から3人目)と馬場所長(同2人目)と塩谷園長(前列左)