和歌浦天満宮に絵馬奉納 河西中が手作り

和歌山市立河西中学校(尾前真一校長)の美術部員は11月28日、来年の干支(えと)の「丑(うし)」にちなんだ絵馬を和歌山県和歌山市和歌浦西の和歌浦天満宮に奉納した。

奉納した絵馬は大小の2種類。大絵馬は縦約90㌢、横約135㌢、小絵馬は縦約45㌢、横約70㌢。中央にアクリル絵の具で牛の絵が描かれている。

この日は美術部員3人、尾前校長らが同天満宮を訪問。大絵馬は入り口の鳥居横に奉納され、訪れた参拝客らは早速写真に収めていた。

小板政男宮司は「丹精込めて描いた絵馬を奉納していただき、非常にうれしい」と話し、部員らに感謝状を手渡した。3年生の一丸和奏さんは「慣れない作業で緊張したが、部員たちで役割分担し協力して描くことができた。歴史あるところに作品が掛けられてうれしい。来年が少しでも良い年になれば」と話していた。

丑の絵馬を手にする部員たち

丑の絵馬を手にする部員たち