週末は新たに16人の感染 80代男性死亡
和歌山県は1月31日までに、県内で新たに計16人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。31日には、入院中の和歌山市の80代男性が死亡したと発表。県内の累計感染者数は1063人、死者は14人。31日午後1時時点で95人が入院している。
県によると、死亡した男性は1月17日に発熱し、18日に入院。22日に病状が悪化し、31日に死亡が確認された。基礎疾患があったという。
30日に発表されたのは7人。保健所管内別では、和歌山市5人、田辺2人だった。年代別では40代3人、10代、20代、30代、50代が各1人。
このうち40代男性は市職員。不特定多数の市民との接触はなかったという。男性と同居している40代女性の感染も判明している。
1月31日に発表された感染者は20代から70代の男女9人。保健所管内別の内訳は和歌山市7人、海南1人、岩出1人。年代別では20代、40代、50代、60代が各2人、70代が1人だった。
クラスター(感染者集団)が発生した海南市の日用品製造会社「山田利」関連では、新たに50代の女性従業員の感染を確認。同社関係の感染者は計14人となった。
和歌山市の20代ホームヘルパーの女性も感染。県外の友人との接触があったという。職員や利用者計29人を検査予定。