コロナ対策など20議案 海南市議会が開会

海南市議会2月定例会が25日に開会し、市は総額227億817万円の2021年度一般会計当初予算案、20年度一般会計補正予算案など20議案を議会に提案した。

神出政巳市長は「4月の市長選を控えていることから、人件費や公債費などの義務的経費、継続事業などを中心とした骨格予算としつつ、新型コロナウイルス感染症予防対策と地域経済支援の両輪で取り組むための20年度補正予算と合わせた13カ月予算で計上した」と説明。

20年度補正予算については、3月中旬に医療従事者と4月以降に65歳以上の高齢者へワクチン接種を予定しており、速やかに新型コロナウイルスワクチンができるための事業として2427万円、コロナ禍で消費を喚起するためのプレミアム付き商品券事業に2億7900万円、感染症対策を実施する事業者や店舗を支援する事業者環境整備事業に2000万円などを計上している。

会期は3月18日までの22日間で、一般質問は3月2日から行われる。

 

提案理由を述べる神出市長