和歌山県内が流行シーズン突入 インフルエンザ

 県は26日、県内がインフルエンザの流行シーズンに入ったと発表した。

 定点患者報告数が、ことし第50週(12~18日)に、流行開始の目安である1・0人を超え1・9人となった。昨シーズンの流行シーズン入りはことし第1週(1月3~9日)で、今シーズンの方が2週間ほど早かった。

 県難病・感染症対策課によると、第50週の県全体の患者報告数は95人。定点当たりの報告数は、岩出市が7人と最も多く、次いで和歌山市(3・27人)、海南市(1・0人)となっている。

 国内のインフルエンザ定点当たりの報告数は、第49週(5~12日)に1・11人となり、流行シーズンに入っている。同課は、マスクの着用など咳エチケットの励行、インフルエンザワクチンの接種などを推進している。