「思いやり尽くして」 和歌山電鐵の小嶋社長語る
「第51回県労働安全衛生大会」 (県労働基準協会など主催) が4日、 和歌山市民会館で開かれ、 会員ら約500人が参加。 和歌山電鐵㈱の小嶋光信社長が 「たま駅長に学ぶ、 地域の人たちの和・輪・環」 をテーマに講演した。
小嶋社長は、 同社の経営理念を 「忠恕 (ちゅうじょ)」、 経営方針を 「社会、 客、 社員への思いやり」 と紹介。 「幸せは自らの努力でつかむもの。 会社はいつもやる気のある社員を育て、 幸せをつかむチャンスを提供する場所だ」 と述べた。
また、 三毛猫の 「たま駅長」 が就任するまでの経緯や、 たま駅長のメディアへの露出により国内だけでなく海外からの客が増えたことなど経済効果について話し、 「社会のために人のために、 思いやりを尽くして考え、 実行するのが基本。 何事もやってみようという気持ちでやっていけばいい会社になる」 と語った。