東北応援ブースも わかやま商工まつり盛況
和歌山の特産物の販売や優れた技術の展示などを行う「第63回わかやま商工まつり」が8、9の両日、和歌山市手平の和歌山ビッグホエールで開かれ、和歌山商工会議所の創立130周年を記念する今回も大勢の家族連れらでにぎわった。
102の企業や団体が参加。会場には東日本応援ブースも設けられ、岩手や福島、青森の商工会議所も初出店した。ウニの貝焼きや八戸せんべい汁、盛岡冷麺などの名物が並び、中には売り切れるほどの人気商品もあった。
東日本大震災の被災地を支援するチャリティーオークションもあり、演歌歌手の坂本冬美さんの着物や書の他、元プロ野球選手の東尾修さんのサイン入りボールなどが多数出品された。
また、屋外の産業展ブースでは、商工会議所青年部のメンバーが初めて企画した、梅干しに運勢を印字した「おみくじ梅」(1個50円)の人気も上々で、立ち寄った人たちは興味深げに手に取っていた。
同市内原から訪れた山根真樹子さん(36)は「来たのは初めてですが、和歌山にはこんなものがあったのかという発見も多くて、一度にたくさん見られて楽しかったです」と話していた。