和歌山市学童野球秋季大会が開幕
第41回和歌山市軟式野球連盟学童部秋季大会兼第22回和歌山セキスイハイム杯が9日、 開幕した。 40クラブ79チームの1087人が参加、 せせらぎ球場での開会式では、四箇郷の小森山友大主将が 「いつも応援してくれたたくさんの人に感謝し、 一緒に頑張ってきた仲間を信じ、 最後まで諦めず全力でプレーする」 と誓い、熱戦の火ぶたが切られた。 A級では1、2回戦が行われ、連覇を目指す名草や前回準優勝の雪辱に燃える新南大新をはじめ貴志、 紀伊、 雑賀などが16強入りを決めた。 しんぽう写真館はこちらから
大会はA級40、 B級12、 C級27チームが、 それぞれトーナメント戦で激突する。 全チームのはつらつとした入場行進で始まった開会式で、 市軟式野球連盟の香山正人会長は 「9月の台風12号で県南部は大きな被害を受けた。 これからの和歌山の担い手となる皆さんの元気なプレーが、 被災された方々の励ましになると期待する」 とあいさつした。 会場には各小学校の校長や教頭も駆け付け、 選手たちの活躍を願った。
試合は9、 10の両日各クラスの1、 2回戦を実施。 せせらぎ球場でのA級開幕戦となった楠見東―安原戦では、 後攻となった安原の先頭・硲が1回裏、 初球をランニング本塁打し鮮やかに先制。 楠見東も3回に無死2塁から、 瀬田が送りバント、 1塁への送球の間に2塁走者の西山が一気に生還。 積極的な走塁でリズムをつかんだ楠見東が、 この回、 田村の中越え2点本塁打などで逆転。 安原の反撃を1点に抑え、 7―2で初戦を突破した。 決勝戦は全クラス、 30日に市民球場でプレーボール。
1、2回戦結果
【A級】1回戦=楠見東7―2安原▽吹上7―4鳴滝▽紀伊9―0宮前▽貴志1―0西和佐▽名草3―0直川▽雄湊1―0有功▽今福9―2湊▽小倉5―3松江◇2回戦=雑賀2―1西脇▽楠見東5―2高松▽野崎6―0和佐▽太田6―0吹上▽紀伊10―1四箇郷▽三田12―1福島▽貴志10―1川永▽楠見3―0砂山▽新南大新4―1野崎西▽名草5―2山東▽宮2―0八幡台▽雄湊1―0宮北▽岡崎6―5今福▽広瀬5―0木本▽山口6―5小倉▽中之島12―1和歌浦
【B級】1回戦=貴志5―4名草▽木本10―1山東▽和歌浦6―0八幡台▽四箇郷2―2松江(四箇郷の抽選勝ち) ◇2回戦=西脇5―2貴志
【C級】1回戦=名草1―1野崎西 (名草の抽選勝ち) ▽楠見6―4四箇郷Ⅱ▽宮前12―0山東▽三田4―1貴志Ⅱ▽雑賀12―0小倉▽西脇10―0和歌浦▽中之島8―0砂山▽雄湊6―2山口▽四箇郷Ⅰ9―7八幡台▽木本10―5宮北▽広瀬10―0太田◇2回戦=直川9―0名草▽宮前8―0楠見▽三田7―6雑賀▽宮2―2西脇 (宮の抽選勝ち) ▽貴志Ⅰ10―0中之島▽新南大新6―6雄湊 (新南大新の抽選勝ち) ▽四箇郷Ⅰ6―5木本▽紀伊9―1広瀬