岩出ラグビースクール優勝 近畿スポ少交流大会
岩出市を拠点に活動する少年ラグビーチーム 「岩出ラグビースクール」 (梅田卓代表) はこのほど、 奈良県御所市で開かれた 「近畿スポ少交流ラグビー大会」 に出場し、 1、 4年生の部で優勝、 3、 6年生の部で準優勝した。 平成27年の 「紀の国わかやま国体」に向け選手らの活躍が期待されている。
大会では、 他府県のチームと比べて、 体格、 パワー共に恵まれてはいないものの、 勝利への執念が強かった。 4年生の部では奈良の広陵少年ラグビースクールを15―0で突き放すなど攻撃型の展開で勝ち進んだ。
同チームは22年前に設立。 現在、 約50人の児童が所属する。 県内の少年ラグビーチームは、 岩出、 和歌山、有田、 田辺の4市で活動する4チーム。 岩出はことし5月に田辺市で開かれた県大会でも優勝している。 また、ことしから、 ラグビーの本場ニュージーランドから来日している紀の川市内で英語を教えている外国人語学指導助手、 ロバート・コールさんを特別コーチに迎え指導を受けている。 「たとえ相手に背を向け逃げてでもボールを絶対に渡さない」 という本場のラグビー精神に触れ、 さらにチーム力が向上したという。
同チームの広報を担当している口野直隆さん (43) は 「子どもたちは、 以前に試合で大敗したことから真剣に取り組むようになりました。 今後もその悔しさを忘れず頑張ってほしいですね」 と話している。