ごみ処理有料化案可決 岩出市議会
岩出市議会定例会は16日、 本会議を再開し、 来年7月1日から実施予定の可燃ごみ処理有料化案や、 市立根来小学校の教室増設や災害復旧事業などが盛り込まれた一般会計補正予算案2億9091万円を含む13議案の採決を行い、 全議案を原案通り可決した。
ごみ処理有料化案に関する討論では、 賛成議員が 「県内30市町村のうち25市町村で実施されている。 一定量の無料措置があり公平だ」 とし、 反対議員は 「有料化しなくても減量できた自治体もある」 などと応戦した。
ごみ処理有料化案は、 ごみ袋の使用枚数が、 市が各世帯に無料配布する枚数を超えた場合、 ごみ1㍑につき1円を徴収するというもの。 45㍑のごみ袋10枚入りは、 販売価格は450円になる。 また、 事業者系可燃ごみに対する制度も改正した。 市民と同じごみ袋を使用するが、 無料配布の措置はとらない。
厚生委員会の山本重信委員長は 「ごみ袋の配布枚数については、 各家庭が不公平にならないように考慮する。 紙おむつを使う子育て世帯には配布枚数を増やす」 との説明が市からあったことを報告した。
20、21日一般質問 一般質問は20、 21の両日に行われる。 登壇する議員は次の通り。
土岐健二=市の消防行政など3件▽宮本要代=防災など4件▽三栖慎太郎=メール配信サービスの登録促進など2件▽市來利恵=これまでのごみ減量施策の取り組みなど3件▽尾和弘一=児童と乳児の命を守ろうなど5件▽増田浩二=TPP問題など3件▽田畑昭二=リサイクル工房の設置など3件