「1区の奪還を目指し」 自民党県連年賀会

 自民党県支部連合会(会長=二階俊博衆院議員)は7日、ホテルアバローム紀の国(和歌山市湊通丁北)で年賀会を開き、県関係の国会議員や支持者ら約1000人が政権奪還に向け意思統一を図った。

 二階会長は、来たる総選挙に向け「長年伝統ある和歌山1区の奪還を目指し、皆さんの力添えをいただきたい」と意気揚々。「みんなが団結すれば力が発揮できる。日本の先達として和歌山を活気づけるよう、新春をスタートしていきたい」とあいさつした。来賓に招かれた仁坂吉伸知事は「2007年の参院・衆院選から和歌山の苦難が始まった。その苦難を取り除いてもらいたい。国政も課題の連続だろうが、和歌山を引っ張ってくれるよう期待している」と祝辞を述べた。

 その他、公明党県本部の西博義衆院議員など国会議員があいさつ。第1区の候補者である門博文氏は「(総選挙に向けて)すでに臨戦態勢。民間で培った経験、知恵を生かし、頑張っていきたい。ことしを反転攻勢の年にしたい」と決意表明した。

 この日、県選出の参院議員で自民党無所属の会の大江康弘氏は自民党県連に入党願いを提出。自民党県連では今月中にも検討する方針。尾崎幹事長は「受け入れる方向で前向きに考えたい」としている。