岩出が2冠達成 和歌山少年ラグビー大会
第10回和歌山少年ラグビー大会が15日、 和歌山市毛見の紀三井寺公園補助陸上競技場で開かれ、 岩出ラグビースクール(梅田卓総監督)が高学年、 中学年の両部門を制し3年連続で2冠を達成した。 リーグ戦となった高学年では3試合で42得点という岩出の猛攻が他を圧倒。 チームメートが対戦した中学年決勝では岩出AがBに5―0で快勝した。 両チームともに全試合無失点という完全優勝で花を添えた。 低学年の部は梅干し(田辺市)が2連覇、 岩出Aが準優勝と健闘した。しんぽう写真館はこちらから
県ラグビーフットボール協会(榎本豊会長)が主催するチャンピオン決定戦は、 10回目を迎え、 各チームのOBたちも駆け付け、 後輩たちの活躍にエールを送った。
試合の得点は、 全てトライの数とし、 9人制(10分ハーフ)で行われた高学年だけ、 4チームによるリーグ戦となった。 岩出は初戦の有田戦から攻守にわたって全員ラグビーがフル稼働。 和歌山戦や続く梅干し戦でもフォワード、 バックスが一体となった攻撃で次々とトライを奪い、 素早いタックルで相手の反撃を許さなかった。
3試合全てで2桁得点を挙げ完封という圧勝に岩出の今西監督は 「選手一人ひとりのボールへの執着心が優勝につながった。 修正する点もあるが、 タックルがきっちりできたことも勝因の一つだ」 とした。 吉村主将は 「優勝だけでなく、 目標としていた3試合無失点が達成できうれしい。 次の大会に向けみんなで頑張る」 と意欲を見せた。
7人制の中学年(7分ハーフ)と5人制の低学年(5分ハーフ)の部は、 トーナメントで熱戦。 中学年の決勝では岩出Aの諦めないタックルが、 Bの攻めを封じ、 チャンスを生かし果敢に攻めたパワーがトライに結びついた。
岩出Aの魚見監督は 「しつこいタックルと、 自分たちでボールをつなぐことに集中したのが優勝に結びついた」 とし、桑原主将は「無失点で優勝でき、 本当にうれしい」 と優勝カップを見つめた。 優勝メンバーは次の皆さん。
《高学年・岩出》監督=今西正樹▽主将=吉村宗一郎▽選手=口野隆、 斉藤歩夢、 竹内翠、 河波風太、 佐々木順平、 中谷圭佑、 魚見拓生、 宇治田慎、 今西廉、 曺宏成、 矢野航規 《中学年・岩出A》監督=魚見岳史▽主将=桑原岳▽選手=山田丈朗、 魚見武生、 成瀬椋太、 西野颯馬、 大谷琉輝、 赤井怜央、 冨本涼太、 白川蓮、 山路凌平、 岩岡大維