家電店の現状など学ぶ 婦人団体が研修会

 家電の安全な使い方や販売店の現状などを学ぶ 「製品安全セミナー」 が26日、 紀の川市粉河の粉河ふるさとセンターで開かれ、 120人が参加した。

 県婦人団体連絡協議会 (丹下一子会長) の研修会の一環で、 和歌山市関戸の㈲ナルデンの家電部門店長、 成瀨裕之さん (38) が講演した。 成瀨さんは、 大型店舗の進出やインターネット店の拡大に触れ、 「ネット販売や大量販売は安いという利点があるが、 購入者が使用方法を誤って使っているケースもあります」 と指摘。 「町の商店は、 購入してくれた顧客をフォローアップすることで安心安全を提供しています」 と地域の販売店の取り組みを紹介した。

 参加したかつらぎ町花園支部の中節子さん (62) は 「主婦目線ではアフターサービスなど地域密着店の存在はありがたいので、 頑張ってほしいですね」 と話していた。

 その他、 経済産業省の職員などから法改正されたライターの技術基準などの説明があった。 27日は紀の川市の歴史と文化財などを学び、 研修は終了した。