木や川カチコチ 寒気で各地凍る
寒気の影響で2日未明から県内が冷え込む中、 紀の川市粉河の葛城山中腹の斜面では草木につららができ、 幻想的な光景を見せている。 地面に埋め込まれている水道管の亀裂から吹き出した霧状の水が草木に付き、 凍っている。
2日、 和歌山市明王寺の四季の郷公園内にある 「メダカの川」 でも厚さ1㌢ほどの氷ができた。 メダカやザリガニが一年中、 生息している川。 生き物たちは、 あまりの寒さに水草の陰で活動休止中。 5~6月ごろになれば、 元気に泳ぐ姿が見られるという。
同日午後4時ごろには粉雪が吹き荒れ、 辺り一面が真っ白になった。 和歌山地方気象台によると、 この日の市内の最低気温はマイナス0・4度。 今週末にかけて暖かくなり、 6日の予想最高気温は14度という。